新宿区四谷二丁目、四ツ谷駅から徒歩5分の場所に、地上10階のオフィスビルが2026年12月に竣工します。四谷2丁目PJ。基準階面積416.84坪です。
10階建てで基準階400坪超という組み合わせは、都心では珍しい形です。この記事では、その意味と四谷という立地について整理します。
建物の概要
- 所在地:東京都新宿区四谷2-9
- 竣工:2026年12月
- 規模:地上10階
- 基準階面積:416.84坪
- 最寄駅:四ツ谷駅 徒歩5分
正式名称について
記事執筆時点で正式名称は公表されていません。計画名で呼ばれています。当サイトでは正式名称が公表され次第、表記を切り替えます。
10階建てで基準階417坪という形
低層かつワンフロアが広い
都心のオフィスビルは、限られた敷地に容積を積むため、高層かつワンフロアが小さい構成になりがちです。基準階400坪を超えるビルは、多くが20階以上の高層です。
10階建てで各階417坪という構成は、まとまった敷地がなければ成立しません。四谷という区域で、この面積の敷地が確保されたことがこの形を可能にしています。
低層であることの実務的な利点
エレベーターの待ち時間と移動時間が短く済みます。10階建てなら、朝の混雑時でも待ち時間は限定的です。非常時の階段避難も現実的な範囲に収まります。
複数フロアを使う場合も、階の移動が短時間で完結します。内部階段があれば、フロアをまたいだ部門でも一体感を保ちやすくなります。
ワンフロア417坪の使い方
417坪は、120名前後を配置できる規模です。中堅企業の本社機能をワンフロアに収められる面積で、部門をフロアで分断せずに済みます。
四谷という立地
四ツ谷駅の路線
四ツ谷駅はJR中央線(快速)・中央総武線(各駅停車)、東京メトロ丸ノ内線・南北線が乗り入れます。中央線快速で新宿へ2駅、東京へ4駅。丸ノ内線で霞ケ関・銀座・大手町方面、南北線で永田町・溜池山王・目黒方面へ直通します。
新宿と東京、どちらの方向にも短時間で移動できる位置にあります。
四谷というエリアの性格
四谷は、新宿区でありながら千代田区・港区に接する区域です。上智大学をはじめとする教育機関、寺社、住宅地が混在し、大規模なオフィス街ではありません。
オフィスビルは中小規模のものが中心で、まとまった面積の新築供給は限られます。新宿・市ヶ谷・赤坂見附のいずれにも近く、都心の各方面へ動きやすい位置にありながら、賃料水準は都心5区の中心部より抑えられます。
落ち着いた環境
新宿駅周辺や渋谷のような繁華街ではなく、日中も比較的静かな区域です。取引先の来訪が多い企業、あるいは集中して作業する時間の長い業種では、環境そのものが選定理由になることがあります。
2026年の新宿区
2026年に新宿区で竣工する建物は、本棟と明治安田新宿ビル(地上23階・高さ130m・基準階820.2坪、西新宿一丁目)です。規模帯が大きく異なるため、必要な面積によって検討対象は分かれます。
新宿駅周辺では、西口の「新宿駅西口地区開発計画」(地上48階、2029年度竣工予定)をはじめとする大規模な再編が進行中で、供給の本番はその先になります。
検討時に確認したい点
天井高・床荷重・OAフロア・非常用発電の容量、そして竣工後の名称は、記事執筆時点で公表されていません。基準階416.84坪という規模は明快ですが、実際の使い勝手はこれらの数値に左右されます。
また、10階建てで基準階400坪超という構成では、柱の位置と形状が使い勝手を大きく左右します。基準階平面図の確認をおすすめします。
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