西新宿一丁目、新宿駅至近に地上23階・高さ130mのオフィスビルが2026年に竣工します。明治安田新宿ビル。基準階面積820.2坪は、2026年に竣工する建物のなかでも上位の規模です。事業主は明治安田生命です。
建物の概要
- 所在地:東京都新宿区西新宿1-9
- 竣工:2026年
- 規模:地上23階
- 高さ:130m
- 基準階面積:820.2坪
- 事業主:明治安田生命
- 最寄駅:新宿駅
基準階820坪という規模
ワンフロアに200名超
基準階820坪は、ワンフロアに200〜250名程度を配置できる規模です。23階建てでこの面積を各階に確保するには、相応の敷地が要ります。西新宿一丁目という新宿駅至近の区域でこの規模の敷地がまとまるのは、まれな機会です。
2026年竣工での位置づけ
2026年に竣工する建物で基準階が800坪を超えるのは、OIMACHI TRACKS(1,500坪)、THE LINKPILLAR 2(1,100坪)、そして本棟(820坪)です。ただし前2つは品川区で、都心5区に限れば本棟が最大級になります。
大規模なフロアプレートを都心で確保しようとする企業にとって、この年の選択肢は限られます。
西新宿一丁目という立地
新宿駅の西口側
西新宿一丁目は、新宿駅西口を出てすぐの区域です。新宿三井ビルディング、新宿住友ビル、東京都庁が並ぶ西新宿二丁目・三丁目の超高層街とは、青梅街道を挟んで駅寄りに位置します。
超高層街まで歩くと駅から10分前後かかりますが、西新宿一丁目は駅から数分の圏内です。この差は、毎日の通勤と来客対応の両方に効きます。
新宿駅の路線
新宿駅はJR山手線・中央線・埼京線・湘南新宿ライン、小田急線、京王線、東京メトロ丸ノ内線、都営新宿線・大江戸線が乗り入れます。乗降客数で世界最大級の駅で、首都圏のほぼ全方向から通勤圏に入ります。
採用の観点では、この点が具体的な差になります。勤務地が新宿であれば、埼玉・神奈川・多摩・千葉のいずれからも通えるため、候補者の居住地を選びません。
新宿の再開発
新宿駅周辺では、西口の小田急百貨店跡地における「新宿駅西口地区開発計画」(地上48階、2029年度竣工予定)をはじめ、駅そのものを含む大規模な再編が進行中です。東口では歌舞伎町タワーが2023年に開業しました。
本棟が竣工する2026年は、これらの大型プロジェクトが完成する前の段階にあたります。工事が続く期間の周辺環境については、確認しておく余地があります。
生命保険会社の自社ビルという性格
事業主は明治安田生命です。生命保険会社は不動産を長期保有する主体で、自社利用と賃貸を組み合わせた運用をするのが一般的です。丸の内・日本橋・新宿といった都心の主要エリアには、生保各社が保有するオフィスビルが複数あります。
こうしたビルは、開発利益を短期で回収する必要がないため、共用部や設備に長期目線の投資がなされる傾向があります。一方で、自社利用部分がどの程度になるかによって、賃貸に出る面積は変わります。募集される階と面積は個別の確認が必要です。
検討時に確認したい点
記事執筆時点で、天井高・床荷重・OAフロア・非常用発電の容量といった設備仕様は公表されていません。基準階820坪という面積は明快ですが、実際の使い勝手はこれらの数値に左右されます。移転を検討する段階では、あわせて確認しておく必要があります。
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